「初めてでも安心して中学生の家庭教師を探したい」
「個人契約って実際はどうなの?損しない?」
「家庭教師の料金相場を知りたい」
そんな、中学生の家庭教師を探すお悩みにお答えします。
家庭教師を個人契約するにあたって、相場・決まり方・学力向上に有効か・安心して個人契約をするためのチェックリストまで、詳しく解説します。
「個人契約だけではなく、派遣会社の内容も少し知りたい!」
そう思われる方もいるかもしれません。
以下のように、代表的な派遣会社4社についてまとめました。
比較項目 | 家庭教師のサクシード | オンライン家庭教師ネッティー | ノーバス | オンライン東大家庭教師友の会 |
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月額料金(または時給)・税込 | 時給3,630円〜 教師交通費 | 週1回50分月4回 14,300円〜 | 週1回90分月4回24,200円〜 学習サポート費3,300円 教師交通費 | 月払い・完全後払い制 時給3,960円〜 学習サポート費3,300円 |
対応学年・科目 | 小中高生・5教科以外に作文対策コースあり | 小学生から社会人まで・5教科以外に各種検定対策コースあり | 小中高生 5教科以外に各種検定対策コースあり | 小中高生 5教科以外に英検対策コースあり |
授業形式 | スタッフが家庭を訪問 | オンライン(パソコン・タブレット・スマホ) 双方向型授業システム | 家庭訪問以外に、教師宅・ノーバス個別塾内でも指導可能 | オンライン WEBカメラで手元も確認しながら指導 |
サポート体制 | いつでも連絡可能な教務部が、授業の振替や講師変更などに対応 | 担任社員(総合的なフォロー)と教師(学習)のダブルサポート | 担任社員(総合的なフォロー)と教師(学習)のダブルサポート・指導日以外にもLINEなどで質問可能 | 家庭教師が指導報告書・月次報告書を記入し、生徒の進捗を共有・授業時間外もオンライン自習室で疑問点を解決 |
初期費用・入会金 (税込) | 入会金なし | 無料体験を申し込んだら入会金(22,000円)無料 | 22,000円 | 22,000円 |
無料体験の有無 | あり(実際のスタッフが自宅に訪問) | あり | あり(無料体験前にカウンセリングも実施) | あり(ただし、教師2人めからは有料・生徒2人以上が同時の場合は税込2,420円/1人) |
以上のように、授業形式も対面からオンラインまで多彩です。
どの派遣会社も、サポート体制がしっかりとしているのが安心ですね。
ただ、費用面では少しハードルが高く感じるかもしれません。
中学生の家庭教師を個人契約する場合の相場はどれくらい?
中学生の家庭教師を個人契約する場合、相場はどれくらいなのか知りたいですよね。
以下のように詳しく解説します。
- 家庭教師の個人契約と派遣会社の違いとは?
- 中学生に特化した個人契約家庭教師の料金相場(時給ベース)
- 中学生向け家庭教師の相場は科目でどう変わる?(英語・数学など)
家庭教師の個人契約と派遣会社の違いとは?
家庭教師の個人契約と派遣会社の違いについて解説します。
個人契約は、家庭教師と生徒の家庭が直接契約し、時給相場は1,500〜3,000円です。
保護者にとっては、授業料も比較的お手頃で、仲介手数料が発生しないのが嬉しいですね。
派遣会社を通さず全額を家庭教師に渡せるので、教師側も謝礼を多く受け取れるメリットがあります。
一方で、派遣会社の場合は、教師と生徒の家庭の間に派遣会社が入り契約します。
時給相場は3,000〜6,000円で、管理費(月額数千円)がかかる場合もあります。
費用や教材などが会社規定で決定しているので、授業料などの柔軟な変更が難しいかもしれません。
その代わり、料金が明確に提示されているので、家庭教師と時給などの交渉をする手間がないのが特徴です。
中学生に特化した個人契約家庭教師の料金相場(時給ベース)
中学生に特化した個人契約家庭教師の料金相場はいくらでしょうか。
1時間あたりの料金(時給ベース)で見ていきましょう。
通常の学習(定期テスト対策・補習)では、相場は時給2,000〜3,000円です。(高校受験対策なら時給2,500〜3,500円)
プロ家庭教師なら、相場は時給3,500円以上(難関高校の受験対策なら時給10,000円も)です。
思ったよりも料金に幅があるので、驚いてしまいます!
派遣会社から家庭教師を依頼した方が安くなるケースもありますね。
このように、授業内容によって料金相場が変わるので、契約する前に希望の指導内容と料金を相談するのがよさそうです。
中学生向け家庭教師の相場は科目でどう変わる?(英語・数学など)
中学生向けの家庭教師を依頼する場合、科目によって相場が変わるのでしょうか。
順番に見ていきましょう。
英語と数学は受験対策・定期テスト対策では必ず必要な科目なため、需要が高いです。
コツをつかむと点数アップしやすい教科なので、取り組みがいのある科目でもあります!
相場は時給3,000〜5,000円で、指導経験豊富な講師や資格を持つ講師なら、さらに料金が高くなる傾向があります。
国語・理科・社会は英語や数学よりは料金は低めです。
相場は、時給2,500〜4,000円(理科は2,800〜4,500円)です。
それぞれの教科の中でも、専門性の高い分野(例:国語なら古典)の集中的な特訓を依頼すると、料金が高めになります。
主要5科目の料金設定が科目別に分かれているケースもある一方で、どの科目でも均一料金(または、時間内に何科目でもOKなど)で教える家庭教師もいます。
まずは科目別に教えるのか、または何科目でも同じ時間に授業可能か、始めに確認が必要です。
個人契約での家庭教師料金の決まり方と内訳
個人契約での家庭教師料金は、どのように決まるのでしょうか?
料金の内訳も含めて以下のように詳しく解説します。
- 大学生とプロ家庭教師で料金はどう違う?
- 時給以外にかかる費用(交通費・教材費・入会金など)は?
- 地域別で見る相場の差(首都圏・地方・関西など)
大学生とプロ家庭教師で料金はどう違う?
大学生家庭教師とプロ家庭教師で料金の違いはあるのでしょうか。
大学生家庭教師は、生徒(中学生)からするとお兄さんお姉さんとして親しみやすく、現役の学習経験を活かした指導が期待できます。
指導経験は浅い場合もあり、そのため料金は低めの設定です。
相場としては、補習や定期テスト対策では時給1,500〜2,500円・高校受験対策では時給2,000〜3,000円です。
プロ家庭教師は、指導歴があり効果的な教え方を期待できます。
そのため、志望校対策や学習管理を安心して任せられます。
プロならではの指導力の対価として、大学生家庭教師よりも相場は高めです。
相場は、補習や定期テスト対策では時給2,500〜5,000円・高校受験対策では時給4,000〜10,000円です。
大学生家庭教師とプロ家庭教師、どちらも良い点があるので、お子さんの性格や進路設定に合わせて選択すると成績アップが期待できそうですね。
時給以外にかかる費用(交通費・教材費・入会金など)は?
時給以外にかかる費用(交通費・教材費・入会金)も、しっかりチェックしましょう。
交通費は実費(1回数百円〜)で、都度または月単位でまとめて保護者が支払うことになります。
もちろん、近所の知り合いの大学生家庭教師やオンライン授業など、交通機関を利用しない家庭教師には交通費の負担は必要ありません。
教材費は、市販テキストなど講師指定の教材(数千円)を必要に応じて支払います。
入会金は、個人契約の場合は発生しないのが一般的です。
ところが、個人契約でもマッチングサイトを経由すると、時給以外に仲介手数料が発生する可能性があります。
この他にも、通信費(オンライン授業実施のケース)・模試代・コピー代・延長料金・キャンセル料などがあります。
時給以外にかかる費用は、それぞれが少額でも合算すると結構な金額になるので、始めに知っておきたいですね。
家庭教師によって費用設定が違うので、契約時に忘れないように確認する必要があります。
地域別で見る相場の差(首都圏・地方・関西など)
個人契約での家庭教師料金は、地域によって相場に差があります。
以下に、首都圏、関西、地方(東北・九州など)での料金相場をまとめました。
首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の相場は、大学生家庭教師なら時給約2,500~4,000円・プロ家庭教師では時給約4,000~7,000円です。
先ほどお知らせした家庭教師の相場よりも少し相場が高めです。
特に都市部では家庭教師の需要が高く、競争が激しいため、料金相場が高めになる傾向があります。
関西(大阪・京都・兵庫・奈良)の相場は、大学生家庭教師は時給約2,000~3,000円・プロ家庭教師では時給約3,000~5,000円です。
関西では、大学生家庭教師の時給は首都圏よりも下がりますが、首都圏の大学生家庭教師と同じく質が良く「コスパが良い」という評判があるようです。
地方(東北・中国・四国・九州など)の相場は、大学生家庭教師は時給約1,500〜2,500円・プロ家庭教師は時給約2,500~4,000円です。
地方では、家庭教師の需要が比較的低いため、料金相場も低めです。
ただし、その中でも県庁所在地など主要都市では相場が上がります。
また、主要都市から離れた地域では交通費が高くなる可能性があります。
家庭教師を中学生に個人契約する際のメリットとデメリット
家庭教師を中学生に個人契約する際のメリットとデメリットについて、以下のように詳しく解説します。
- 個人契約のメリット:柔軟なスケジュール・費用の安さ
- 個人契約のデメリット:トラブル時の対応や契約の不透明さ
- 保護者が注意すべき個人契約時のポイントとは?
個人契約のメリット:柔軟なスケジュール・費用の安さ
個人契約のメリットといえば、柔軟なスケジュールや費用の安さがあげられます。
安いだけではなく、家庭教師・中学生の家庭の双方が直接コミュニケーションを取れるのが特徴です。
指導方法、教材なども個別に対応できるのが嬉しいですね。
また、派遣会社のような中間マージンがないので時給が安く抑えられます。
家庭教師側としても、直接支払われる謝礼は派遣会社よりも高額の傾向があり、やりがいを感じるようです。
このように、個人契約には保護者だけではないメリットがあります。
個人契約のデメリット:トラブル時の対応や契約の不透明さ
個人契約のデメリットとは、家庭教師・中学生の家庭の双方が直接コミュニケーションをとるために起こります。
それは、トラブル時(キャンセルやクレーム)の対応や契約に決まったルールがない不透明な点も関係しています。
また、家庭教師の実績や人柄が、派遣会社のように一定水準以上という保証がありません。
そのため、トラブル時には自力で解決しなければいけません。
契約書も決められた形式のものは用意されていない可能性もあり、自分で作成する必要があります。
保護者が注意すべき個人契約時のポイントとは?
個人契約のメリットとデメリットを知った上で、保護者が契約時に注意すべきポイントをご覧ください。
- 金銭面(時給・交通費・支払い方法)
- スケジュール
- 指導方法
- 教材
- キャンセル規定
契約時にこのようなポイントを抑えると、トラブルに備えられ、中学生のお子さんに勉強に専念してもらえます。
中学生の学力向上に家庭教師は有効?個人契約でも成果は出る?
中学生の学力向上には、家庭教師はとても有効な方法のひとつです。
条件が整えば、個人契約でも成果が出るのを期待できます。
以下のように詳しく解説していきます。
- 成績アップのための効果的な指導時間と頻度
- 中学生に人気のある教科とその対策法
- 保護者が知っておくべき「先生との相性」の大切さ
成績アップのための効果的な指導時間と頻度
中学生の学力向上に有効な家庭教師。
子どものためなら、時間もお金もかけたいのは親心です。
しかし、限りある時間とお金で効果的に成績アップを狙うなら、指導時間と頻度を上手に調整したいものです。
定期テスト対策・学校の補習なら、週1〜2回(60〜90分/1回)が良いでしょう。
普段は学習の習慣化のために週1回で、テスト前に週2回に増やすと効果的です。
また、受験対策では週2〜3回(90〜120分/1回)で、志望校に応じて科目を絞った集中指導をおすすめします。
週1回(60分)でも、集中力を高め、課題に取り組んで学習効果を定着させれば十分成果は出せます。
中学生に人気のある教科とその対策法
中学生に人気のある教科ベスト3は、学習塾や教育メディアの調査や分析によると、英語・数学・理科という結果になりました。
それぞれの教科と、対策法をご紹介します。
中学生の英語では、英単語・文法・長文読解に課題を感じる学生が多いようです。
音読や英文の構造の理解を促す、定期的な(できれば毎日)単語テストで成績向上を目指せます。
同じく数学は、計算ミス・文章題・応用力に課題がありがちです。
基礎問題の徹底反復や、段階的に応用問題に取り組む学習が効果的です。
また、理科は、語句の理解・計算問題につまずきがちです。
語句の暗記に頼らずに視覚(実験動画や図解)から理解を深めるのが効果的です。
このように、教科によって対策法が違うので、保護者・生徒・家庭教師で指導方針を相談することをおすすめします。
保護者が知っておくべき「先生との相性」の大切さ
保護者が知っておくべき先生との相性について解説します。
家庭教師は、その指導力も判断基準ですが、先生と生徒との相性も大切です。
この点がうまくいかないと、どんな優れた指導内容でも成果が出にくくなってしまいます。
相性が良いと、信頼関係が築きやすくなり、生徒が質問しやすい雰囲気を作れます。
好きな先生との勉強はモチベーション維持にもつながるので、学習を継続しやすくできます。
また、生徒の相性だけではなく保護者に対しても相性が良いと、コミュニケーションが取りやすく円滑に学習が進みます。
家庭教師との相性を知るためにも、契約前に体験授業を受けることをおすすめします。
契約後も、相性が合わないと感じたら早めに家庭教師の変更を検討しましょう。
安心して個人契約を進めるためのチェックリスト
中学生のお子さんのためにも、安心して家庭教師と個人契約を進めていきたいですね。
そのために必要なチェックリストを以下のように詳しく解説します。
- 契約書は必要?取り交わすべき項目とは
- 支払い方法・トラブル対応・契約終了時のルール
- 安心できる先生を探すには?口コミ・掲示板・マッチングサイトの活用法
契約書は必要?取り交わすべき項目とは
トラブルを回避するためには、口約束ではなく、簡易でも良いので契約書や合意メモを残す必要があります。
署名や日付も添えるとよいでしょう。
取り交わすべき項目を、以下のようにまとめました。
- 双方の氏名・連絡先
- 指導期間
- 指導日程(毎週火曜17:00〜18:30など)
- 場所
- 指導教科や内容(受験対策・補習など)
- 時給・交通費
- 支払い方法(支払い日・支払い方法・時給や交通費の明記)
- 契約解除の条件
これらの項目について双方で話し合い、文書に残して(書面・PDFなどどちらも可能)おけば、安心です。
支払い方法・トラブル対応・契約終了時のルール
特に、支払い方法・トラブル対応・契約終了時のルールについては、前項の契約書に含めるべき内容で注意が必要です。
一つずつ解説していきます。
まず、支払い方法は主に現金・銀行振込・キャッシュレスの3通りがよくあるパターンです。
記録に残って一番安全なのは、銀行振込です。
さらに、支払い日・交通費についても契約書の書面で明確にするのをおすすめします。
トラブル対応は様々ですが、主に当日キャンセルや遅刻・支払いの遅延や未払い・相性が合わない・成果が出ない・家庭教師の急な退職や連絡不通などです。
どのトラブルも、面倒なのであらかじめ避けたいものです。
契約書に各トラブルに合わせたペナルティ(無断欠席2回以上で契約解除など)や対応ルールを記載し、予防しましょう。
契約終了時のルールも下記のようにしっかり確認できれば、教材の返却や残りの時給の支払いなどスムーズです。
- 決められた期間(例えば2週間前)に契約終了を伝えること(通知期限)
- 最終指導予定日を双方で調整
- 支払い精算
- 教材などの返却ルール
安心できる先生を探すには?口コミ・掲示板・マッチングサイトの活用法
安心できる先生を探すにはどうしたらよいのでしょうか?
個人契約なら、口コミ・掲示板・マッチングサイトも活用してみたいですね。
口コミは、親戚やママ友など信頼のある人からの紹介が多いです。
トラブルの可能性が低いのが安心ですが、限られた人間関係からの紹介なので、選択肢が少ないのが難点です。
掲示板は条件(地域・時給・教科・学歴など)を明記して募集、または掲載済みの家庭教師のプロフィールからえらぶスタイルです。
手数料がかからず、時給も安く抑えられるメリットがありますが、なりすましなど信頼度が低いのが気になる点です。
家庭教師専用のマッチングサイトが幾つかあり、こちらも条件で教師を選べ、口コミも参考になります。
サイトによっては初回仲介料がかかってしまいます。
どの方法でも、難点はあるので複数の探し方を組み合わせるのをおすすめします。
そうすれば、選択肢も増えて確かな人材に出会える可能性も増えます。
その際に必要なチェックポイントは以下の通りです。
- 本人確認(運転免許証など公的な証明が望ましい)
- レビューや口コミの評価
- コミュニケーション(直接連絡を取った時の応対で判断する)
- 体験授業(できるだけ体験授業がある人を選ぶ)
- 契約内容(時給や日程、キャンセル規定など)
チェックするのは手間がかかりますが、大切なお子さんの成績アップのためにも、慎重に選びましょう。
まとめ:中学生の家庭教師は個人契約でも相場などを知って安心して選べる!
ここまで、家庭教師の個人契約について詳しく解説しました。
料金相場は、家庭教師のランク(学生・プロ)や、地域差で違いがあることが分かりました。
また、交通費など時給以外にも必要な経費がかかりますね。
個人契約の際には、メリット・デメリットがあります。
それを知った上で、家庭教師を選び、契約の際に確認が必要なチェックポイントもお知らせしました。
成績アップも期待できる効果的な指導時間や、家庭教師と生徒との相性も外せないポイントですね。
この記事を読んで、親子ともに安心して、成績アップがかなう家庭教師を個人契約できれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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